飲食店店長の職務経歴書の書き方とは?書くべき内容や自己PRの例文まで紹介

飲食業へ転職は決めたのに、いざ職務経歴書を前にすると手が止まっていないでしょうか

売上やシフト、スタッフ育成など毎日こなしてきた店長業務を、応募書類の言葉にどう置き換えればいいか迷う方は少なくありません。

結論から言えば、通る職務経歴書は「実績の数値化」と「自己PR設計」で決まります。

毎日の店長業務は、書き方を整えるだけで採用担当に刺さる強みに変わります。

この記事では、必須5項目の書き方から、実績を数値に変える手順、そのまま使える自己PR例文、提出前のチェックリストまで、職務経歴書を完成させる流れを順番に解説します。

未経験から飲食の正社員を目指すなら「グルスタ」
仕事内容のリアルまで分かる、飲食店×正社員の求人メディア

グルスタLP

「仕事内容が自分に務まるか分からない」「未経験でも応募していいのか不安」——そんな段階でも、グルスタなら最初の一歩を踏み出しやすくなります。

グルスタは、「飲食店×正社員」に特化した求人メディアとして、求職者がつまずきやすい「判断材料の不足」を解消することに力を入れています(掲載求人 約5,000件)。

グルスタが選ばれる3つの理由:

  • 求人原稿が細かい:グルスタ流ヒアリング100%で、実残業時間・繁忙期の休日消化率・教育体制まで見える
  • 未経験から挑戦しやすい:飲食×正社員に特化し、未経験歓迎の求人も探しやすい
  • 1問1答の適職診断:7つの質問に答えるだけで、自分に合う働き方やお店が分かる

LINEで7問の質問に答えるだけで、年代・エリア・大切にしたいこと・希望月収などから希望条件が整理され、あなたに合った求人が自動で届きます。

応募を迷っている段階でも、まずは「比較できる状態」を作れます。気になる求人を眺めるところから、気軽に始めてみてください。

飲食店店長の職務経歴書の書き方やコツ・全体構成を紹介

飲食店店長の職務経歴書の書き方やコツ・全体構成を紹介

飲食店店長の職務経歴書は、5つの必須項目を「店長の実績」に引きつけて書くのがコツです。

職務経歴書は職歴を時系列で記す履歴書と違い、仕事内容と成果を伝えてアピールするための書類です。

店長として何を任され、どんな成果を出したのかを各項目で具体的に示すと、経験の価値が採用担当に伝わります。

それぞれの項目で店長は何を書くべきか、順番に確認していきましょう。

職務要約

職務要約は、冒頭の3〜4行でこれまでの経歴の要点を伝える「あらすじ」です。

採用担当が最初に目を通す部分のため、店長としての経験年数・業態・店舗規模・主な実績を端的にまとめます。

「居酒屋業態で店長として5年、最大40席・スタッフ8名の店舗運営を担当し、売上を前年比115%まで伸ばしました」のように、数字を交えると経歴の輪郭がひと目で伝わります。

細部は各項目で具体化できるため、要約では経歴の全体像をコンパクトに示すと、読み手の興味を引けるのもメリットです。

要約だけで「会ってみたい」と思わせるつもりで、強みと実績を凝縮しましょう。

職務経歴|担当業務と実績

職務経歴では、勤務した店舗の情報・担当業務・実績の3点をセットで書きます。

まず店舗情報として、業態・席数・客単価・スタッフ数・自分の役職(店長・店長候補など)を記載すると、どんな規模の店を任されていたかが伝わります。

担当業務は「売上・原価・人件費の管理」「シフト作成」「スタッフ採用・教育」「販促企画」など、店長として統括した範囲を箇条書きで示すと読みやすくなるので、意識しましょう。

そのうえで、「原価率を32%から28%に改善」「アルバイトの定着率を向上」など、業務ごとの成果を数値で添えると、経験の再現性が伝わります。

活かせるスキル・知識

活かせるスキル・知識の欄には、店長業務で培った再現性のある能力を書き出します。

飲食店店長が示しやすいのは、数値管理(売上・原価・人件費)、マネジメント(採用・育成・シフト管理)、課題解決(クレーム対応・業務改善)の3領域です。

たとえば「FL比率の管理」「QSC(品質・サービス・清潔さ)の向上施策」のように、業界で通用する用語を交えると専門性が伝わります。

これらは他店舗や他業態でも活かせる力のため、「どの職場でも通用するスキル」として整理しておくと強みになります。

自己PR

自己PRは、自分の強みが応募先でどう役立つかを結びつけて伝える項目です。

強みを述べるだけでなく、その強みを発揮した具体的なエピソードと成果を添えると説得力が増します。

「スタッフの離職に課題を感じ、面談と評価制度の見直しで定着率を改善した」のように、課題・行動・結果の順で書くと再現性が伝わりやすくなります。

経験・業態別の例文は『そのまま使える飲食店店長の自己PR例文【経験・業態別】』で紹介しています。

ここでは「課題→行動→結果」の型だけ押さえておきましょう。

資格・免許

資格・免許の欄には、業務に関連する資格を取得年とあわせて正式名称で記載します。

飲食店店長の場合、食品衛生責任者や調理師免許のほか、防火管理者など店舗運営に関わる資格が評価されやすい傾向があります。

普通自動車免許も、仕入れや配達で運転機会のある職場では実務に直結するため、記載しておくと安心です。

資格が少ない場合でも、受講した研修や社内認定を書き添えると、学ぶ姿勢のアピールにつながります。

店長の実績を「数値化」する方法

店長の実績は、日々の業務を「数値+言葉」に置き換えると採用担当に伝わります。

「売上アップに貢献」「スタッフをまとめた」といった表現は、多くの応募者が使うため差がつきません。

同じ経験でも、数字を添えるだけで成果の大きさと再現性が明確になります。

まずは、日々の店長業務が書類向けの表現にどう変わるかを一覧で確認しましょう。

日々の業務書類向けの表現+数値例
売上を伸ばした季節限定メニューの導入で売上を前年比115%に向上
コストを抑えた仕入れ先の見直しで原価率を32%→28%に改善
シフトを組んだ人件費率を管理し、FL比率を63%→58%に最適化
新人を教えた教育マニュアルを整備し、アルバイトの定着率を改善
クレームに対応した対応フローを見直し、月間クレーム件数を半減

数字が手元にない場合も、来店組数やスタッフ人数など、思い出せる範囲で具体化すると説得力が高まります。

売上・客単価を「前年比◯%」で示す

売上の実績は、絶対額よりも「前年比◯%」や「客単価◯円アップ」で示すと伝わりやすくなります。

店舗の規模によって売上額は大きく異なるため、金額だけでは成果の大きさが採用担当に伝わりにくいのが実態です。

「客単価を2,800円から3,200円に引き上げた」「ディナー帯の売上を前年比120%にした」のように、変化の幅を数字で表すと工夫が評価されます。

施策とセットで書くと再現性が伝わるため、「何をして、どれだけ伸ばしたか」を一文で結びつけましょう。

原価・FL・コスト管理を数字で表す

コスト管理の実績は、原価率やFL比率の改善幅を数字で示すと説得力が出ます。

FL比率とは、原材料費(Food)と人件費(Labor)が売上に占める割合のことで、飲食店経営の基本指標です(目安は55〜65%)。

「原価率を32%から28%に下げた」「FL比率を63%から58%に改善した」のように、改善前後の数字を併記すると成果が明確になります。

利益に直結する計数管理は採用担当が見ている力のため、数字で語れると大きな武器になります。

人材育成・定着率の成果を可視化する

人材育成の成果は、育てた人数や定着率の変化で可視化します。

「新人を5名育成し、うち2名がリーダーに昇格した」「離職が続いた店舗で、面談を導入して定着率を改善した」のように、人数や変化を添えると取り組みが伝わります。

スタッフの採用・教育・評価に関わった経験は、店舗の枠を超えて評価されるマネジメント力の証明になります。

数字が出しにくい育成こそ、課題・行動・結果の順で書くと成果が見えやすくなります。

業務改善・課題解決のプロセスを言語化する

業務改善の実績は、結果だけでなく「課題に気づき、どう動いたか」のプロセスを言語化しましょう。

飲食店の現場では、数字に表れにくい改善でも採用担当の関心をひけるからです。

「ピーク時の提供遅れに対し、仕込みの手順を見直して提供時間を短縮した」のように、課題・施策・効果の流れで書くと、課題解決能力が伝わります。

プロセスを示せると「自店だけでなく他店でも同じ成果を出せそう」という再現性の印象にもつながります。

そのまま使える飲食店店長の自己PR例文【経験・業態別】

自己PRは、経験や応募先のタイプに合わせて強みを出し分けると通過率が上がります。

同じ店長経験でも、在職中の店長と未経験職種への転職では、アピールすべきポイントが変わるからです。

ここでは、立場・業態別にそのまま使える例文を紹介します。

自分の状況に近い例文をベースに、実績の数字を差し替えて使ってみてください。

在職中の店長向け|経験を活かす自己PR例文

在職中の店長は、数値管理とマネジメントの実績を軸に自己PRを組み立てます。

店舗運営を統括した経験は、規模の近い店や同業態への転職で即戦力として評価されやすいからです。

次の例文は、課題・行動・結果の型に沿って強みをまとめています。

自己PR例文(在職中の店長)

居酒屋店長として5年間、スタッフ8名の店舗運営を統括してきました。開業以来の課題だった原価率の高さに対し、仕入れ先の見直しとメニュー構成の改善に取り組み、原価率を32%から28%へ改善しました。あわせてスタッフ面談を定例化し、離職の多かった店舗で定着率を高めた経験があります。数値管理と人材育成の両面から店舗の利益体質をつくる力を、貴社でも発揮したいと考えています。

実績の数字を自分の経験に置き換えれば、説得力のある自己PRとして活用できます。

未経験職種・異業種へ転職する場合の言い換え例文

異業種へ転職する場合は、店長経験を「どの職場でも通用するスキル」に言い換えて伝えます。

飲食特有の業務をそのまま書くより、応募先で求められる力に翻訳したほうが評価されやすいからです。

たとえば営業職なら、接客で培った提案力や数値目標の達成経験が強みになります。

自己PR例文(飲食店店長→営業職への言い換え)

飲食店の店長として、売上目標の達成と顧客満足度の向上に取り組んできました。客単価の向上に向けて常連客のニーズを分析し、提案型の接客で売上を前年比120%まで伸ばしました。数値目標から逆算して施策を立て、チームを巻き込んで実行する力は、営業職でも活かせると考えています。

接客力・数値管理・チーム運営は職種を問わず評価されるため、「経験の翻訳」を意識すると未経験職種でも通用します。

業態別|居酒屋・カフェ・接客業でのアレンジのコツ

業態によって評価されやすい強みが違うため、応募先に合わせてアピールの軸を変えることがコツとなります。

次のように、業態の特徴に合った実績を前面に出すと刺さりやすくなります。

  • 居酒屋: 回転率やドリンクの追加注文など、客単価とオペレーション効率の実績を強調する
  • カフェ: 滞在型の空間づくりやSNS発信による集客など、ファンづくりの取り組みを示す
  • 接客業・サービス業: 顧客対応力やクレーム改善、リピーター獲得の成果を中心にまとめる

同じ店長経験でも、応募先の業態が重視する数字を選ぶと、「自店で活躍できそう」という印象を与えられます。

例文を見ても、自分の経験のどこを強みとして書けばいいか迷う方は少なくありません。

自己PRは、自分に合った職場に出してはじめて力を発揮します

グルスタは飲食業界に特化した正社員求人サービスで、7問の適職診断に答えるだけで、自分の経験が活きる求人が届きます

強みを言葉にできたら、その強みを求めている職場を見つける一歩を踏み出してみてください。

飲食店店長に役立つ資格と、提出前の最終チェックリスト

職務経歴書は、評価される資格を添え、提出前にチェックリストで仕上げると完成度が上がります。

資格は専門性の裏づけになり、提出前の見直しは思わぬ減点を防ぎます

最後のひと手間で、書類選考の通過率は変わります。

書き上げた職務経歴書を、提出できる状態まで整えましょう。

書類でアピールできる資格

飲食店店長の職務経歴書では、店舗運営や食品衛生に関わる資格が評価されやすい傾向があります。

店長として安全・衛生管理を担える人材であることを、資格で客観的に示せるからです。

代表的な資格を、活かせる場面とあわせて整理しました。

資格アピールできる場面
食品衛生責任者店舗ごとに1名以上の設置が義務。衛生管理を担える証明になる
調理師免許調理スキルとメニュー開発への理解を示せる
防火管理者一定規模の店舗で必要。店舗の安全管理力をアピールできる
栄養士給食・社員食堂など健康配慮が求められる職場で有利

食品衛生責任者の設置が義務づけられているのは、食中毒などの事故を防ぎ、店舗の衛生水準を保つためです。

資格がまだ少ない場合でも、取得予定や受講中の研修を書き添えると前向きな姿勢が伝わります。

提出前の最終チェックリスト

提出前は、誤字や体裁などの基本項目をチェックリストで一つずつ確認しましょう。

内容が良くても、誤字脱字やフォーマットの乱れは「仕事が雑」という印象につながりかねません。

具体的に次の項目を提出前に見直しましょう。

  • 誤字脱字や空欄がないか
  • 文字のフォントやサイズが揃っているか
  • 実績ができるだけ数値で示されているか
  • ネガティブな退職理由をそのまま書いていないか
  • 応募先に合わせて自己PRを調整しているか
  • 生成AIで作った文章をそのまま使い、不自然な表現が残っていないか

一つずつ確認すれば、自信を持って提出できる職務経歴書に仕上がります。

何を書くか迷ったら、求人情報から「求められる経験」を逆算しよう

何を書くか迷ったら、求人情報から「求められる経験」を逆算しよう

何を書くか迷ったら、応募先の求人情報から「求められる経験」を逆算するのが近道です。

求人情報には、企業が求めるスキル・経験・人物像のヒントが書かれています。

募集背景や歓迎条件を読み込めば、職務経歴書で何を前面に出すべきかが見えてきます。

求人情報が詳しいほど、逆算の精度は高まります。

グルスタは飲食業界に特化した正社員求人サービスで、すべての求人原稿に100%のヒアリング取材を実施しているため、職場のリアルな情報まで把握できます。

「終電考慮」「若手店長在籍」など飲食専門の検索条件もそろっているため、書く前に「アピールすべきこと」を見つけやすいのが特徴です。

【グルスタの特徴】

  • 求人内容が詳しく、求められる経験が事前に分かる
  • 希望条件に近い求人をLINEで受け取れる
  • 飲食特化だから、店長経験を活かせる求人を比較しやすい

店長経験者は、人手不足が続く飲食業界で評価されやすい立場です。

厚生労働省「一般職業紹介状況」でも、接客・給仕など飲食関連の職業の有効求人倍率は全職業平均を上回る水準で推移しています。
※参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

自分の経験に見合う条件の職場を、まずはすぐに始められるLINE診断で確かめてみてください。

飲食店店長の職務経歴書に関するよくある質問

以下では飲食店店長の職務経歴書づくりで、多くの方が迷うポイントをまとめました。

書き方の細かな疑問は、提出前に解消しておくと安心です。

気になる項目から確認してみてください。

飲食店の店長は職務経歴書の「職種」欄に何と書けばいい?

結論、「店長(店舗マネジメント)」など、役割が伝わる表記にします。

社内の呼称が店長・店舗責任者などの場合は、その名称に加えて、売上やスタッフを管理する立場だと一言添えると伝わりやすくなります。

エリアマネージャー(SV)など店長より上のポジションを兼務していた場合は、その範囲も書くと管理経験の広さを示せます。

職務経歴書は手書きとパソコン、どちらで作るべき?

結論、特に指定がなければパソコンでの作成が基本です。

読みやすさや修正のしやすさに加え、基本的なPCスキルのアピールにもつながるからです。

応募先から手書きの指定がある場合のみ、丁寧な手書きで対応しましょう。

店長経験が浅い・店長候補だった場合はどうアピールする?

結論、リーダーや副店長として任された範囲を、具体的に書き出すのが効果的です。

シフト作成・新人教育・売上目標の一部達成など、部分的にでも担った役割は十分なアピール材料になります。

任された範囲を数値とセットで示せば、店長経験が浅くてもマネジメントへの適性が伝わります。

店長経験は最高の武器!書き方を整えて次の一歩へ

飲食店店長の経験は、書き方を整えれば、異業種でも評価されやすい強みになります。

通る職務経歴書は、実績の数値化と自己PR設計で決まります。

毎日の店長業務を棚卸しし、数字と言葉に置き換えるだけで、採用担当に響く書類に変わります。

この記事のポイントを整理すると、押さえておきたいのは次の4つです。

  • 必須5項目は「店長の実績」に引きつけて具体的に書く
  • 売上・原価・育成の成果は「数値+言葉」で示すと再現性が伝わる
  • 自己PRは経験・業態・応募先に合わせて強みを出し分ける
  • 提出前にチェックリストで仕上げ、応募先の求人から逆算する

飲食業界は企業ごとに労働環境や評価制度の差が大きく、応募先選びが転職後の満足度を左右します

店長経験という武器を持っているからこそ、その価値を正しく評価してくれる職場を選びたいところです。

グルスタの7問適職診断なら、希望条件に合う飲食の正社員求人をLINEで受け取れます。

書き上げた職務経歴書を、自分に合う職場へ届ける一歩を踏み出してみてください。